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在宅ワーク解除で思ったこと 家族に貢献した2年間

2年ぶりにオフィスに行ってみると、在宅ワーク終了を命じられた社員たちが不満そうに働いていた。


2020年3月のパンデミック開始から2年、我々の生活は変わった。


ネット環境の発達で場所を問わずコミュニケーションが取れるようになり、メール、ファイル、アプリケーションにアクセスできれば世界中どこからでも仕事ができる。


私も早速オフィスに行って自分の席に座りコンピューターにログインした瞬間は、これが家だろうとオフィスだろうと何が違うのだろうかと疑問に思った。


しかし、数時間、久しぶりのオフィスで働いていると、周りの同僚たちが電話で話す声、システムトラブルでIT関係のスタッフに助けられている様子、昼食に団体で出かける様子など、在宅ワークで1人で生活していた時とは違った環境、エネルギーが自分の周りを取り囲んでいた。


これはこれでまた新鮮でよかった。


しかし、私は、この2年のパンデミックで、かなりの時間を家族のサポートに費やしてきた。在宅ワークのおかげで子供の送り迎えや家事ができた。そして、読書や、ブログなど、自分の時間を作ることができ、これが「生きること」だと実感していた。


今回の在宅ワーク解除により出勤の準備時間や、通勤時間により、自分の時間を削らざるを得ない事態は、自分にとっては上記のことができなくなり、急激な変化となる。それがもたらす精神的負担は大きい。


しかし、オフィスに行くことによって、人に会い、また別の刺激を受けて人生の勉強ができるかもしれない。


在宅ワークとオフィス出社のワークバランスは、生活スタイルが完全に変わった2020年のパンデミック後から考え直さなければいけなくなっている。


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