すっかり在宅ワークが馴染んで、今では会社に週２、３回出勤して、残りは家から仕事をするハイブリッドスタイルと呼ばれる勤務形態ができた。
そして、我が社では国際色豊かな人材が多いため、ウィルス蔓延でロックダウンによる外出禁止令が出た場合や、隔離生活などの渡航制限により、短期での帰省ができなくなる社員をサポートする意味で、イギリス国外からの在宅ワークを認めている。
海外での在宅ワーク期間は制限されているものの、２週間休暇と合わせると、もし、隔離生活などを加えてもだいぶゆっくりでき、自国の家族と多くの時間を過ごすことができる。
私はそれを利用してヨーロッパ大陸にいる親戚に会える機会は儲けられないだろうかと会社に相談してみた。
そしてたら即答でノーの答えだった。
イギリス永住権を持っていようと、イギリスのパスポートを持っていようと、ブレグジット後にイギリスはEUから離脱したので、ヨーロッパ大陸での在宅ワークは認められないとのこと。
日本のパスポートは世界最強で、観光ビザで訪れることのできる国の数は世界一である。しかし、在宅ワークとなると就労ビザとの関連となるので、もちろん、パスポートだけでは許可が降りない。
私は日本のパスポートとイギリス永住権を持っているので、イギリスか日本で働くことしかできない。
夢見たヨーロッパ大陸からの在宅ワークはここは一旦諦めるしかない。
「在宅ワークin海外」はまた日本に行く機会があったら使おう。
〜はる〜
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