小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活210日目を迎えた。(リンク⇨209日目の記事)
今日はロンドン交通局まで出向いてプライベートドライバーになる試験を受けてきた。これを合格しないとウーバードライバーにはなれない。
全工程は3時間程度。交通局のビルの受付で身分証明書を見せてパスをもらい呼ばれるまでロビーで待つ。それほど大きなロビーではなく10席程度囲まれたソファーや簡易椅子に受験者と見られる大人たちが10人ほど座って待ち、名前が呼ばれるのをまった。
時間が来ると上の階に移動、受付で受験料の支払いとなる。
受付に女性が2人いて支払いの手続きをするのだが、支払いが終わると「幸運を祈ります」と、受験者に対して決まり文句のように声をかけるのが、とてもシステム化されているようで、あまり嬉しくは思わなかった。
支払いが済むとタブレットの写真機能を使い、壁をバックに顔写真を撮られ、軽い説明があり、英語の試験の会場へと連れられた。
ヒアリングと会話のテストで、10人全員が同じ部屋に入れられ、それぞれにコンピューターとマイク付きのヘッドフォンが与えらえた。養鶏場の鶏が餌を食べるように、横に5人程度並んで、堺には敷居が設けられていた。そして別の5人は後ろ向きで反対側のコンピューターに向かって座っていた。
ヘッドフォンから試験官の生の声が聞こえてきて会話をする形となる。
ネイティブではない、ヨーロッパの大陸の方と思われるアクセントの英語で質問がなされ、聞きづらく、この時点で私にとっては大きな壁となった。
10分程度の英語の試験が終わると、次は部屋を移動して、再びパソコンの前に座らされた。キーボードを全く使わず、マウスだけを使って試験が行われる。まず規制に関する質問37問を50分かけて解くが、早く終われば次の、90分間の地形に関する問題へと移れる。合計140分だが、早い人はトイレも行かず80分ぐらいで終了、退席していた人もいた。
私は規制の方でしっかり50分を使い見直しも何度もして、地形の方では見直しも入れて70分ぐらいで終了したので、他の人より先に部屋を出た。
結果はメールで送信されるそうだが、正確な日付はわかっていない。
この試験に合格すると人を運ぶ仕事ができるようになるので、ウーバー以外でも役に立つかもしれない。ロンドンを走っているあのブラック・キャブとはまた違った資格となり、もしあのキャブを走らせたいとなるとそれは別の試験が必要となる。
このような資格を持っていれば少しは役立つかと思い今回受けた試験だが、無事合格を祈る。
(終)
〜はる〜
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