先日、飛行機に乗る機会がありロンドンの2番目に大きい空港、ガトウィック空港を利用した。
2022年、イギリスでは空港スタッフ、フライトアテンダント、パイロットの人手不足で大混乱が起きている。ある航空会社は乗客の対応の数を減らすために8月中旬までこれ以上のチケット販売をやめたところもある。
そんな大混雑が予想される夏休みシーズンの空港に来てみると、出国手続きをするのに朝7時半だが大行列。長さにして50mぐらいで横5列程度並んでいた。
しかし、出国の航空チケットを確認するのは全てQRコードチェックによる機械が行うもので、この50mの行列も意外とスムーズに動いて10分程度で荷物チェックへ。
ヨーロッパ旅行は短期で訪れる人が多く、大きなスーツケースは預けずに、手持ちのバッグだけで旅をする人も多い。私もその一人だったが、大きなスーツケースを預ける手続きの時間を省ける分、空港到着から、航空会社のスタッフとは会わずに、20分程度で荷物検査まで辿り着いた。
ロンドンの荷物検査はプラスチックの大きな箱が、上下二段に分かれたベルトコンベアのしたの段に運ばれてくる。ベルトコンベアに辿り着くまでに行列ができているが、その最前列にはスクリーンがあり1−5の番号がその都度表示され、手荷物をプラスチックの箱に入れる場所が空くと、センサーでその空きを読み取り、スクリーンで何番のところに行けば良いか表示してくれる。そこに5人一緒に乗客が並び、それぞれの手荷物を箱に詰め、ノートパソコンや携帯電話は全てバッグから出して裸の状態で箱の中に置く。5人が同時にやる作業なので早い順から目の前にある上のベルトコンベアに箱を乗せると、その箱は赤外線検査機のトンネルへと向かって自動に運ばれていく。
今回、手荷物で髭剃りと鉄製の靴べらを持っていて心配したが検査に引っ掛からなかった。
そして検査が済んで時間をチェックすると、入国検査の列に並んでから荷物検査が終わるまで25分と、大混雑を予想していたが、スムーズに進んだ。
預ける大きな荷物のある人にはもう少し時間に余裕を持って空港に向かうよう航空会社から連絡がメールであり、そこには通常の2時間前ではなく、2時間半前に空港に到着するように書いてある。
スムーズに入国手続き、荷物検査が済んだ私は旅先で会う友人たちにお土産を買う時間が持てた。ある程度のまとまった買い物をすると、次回20%のディスカウントチケットを免税店でもらえたので、すぐ、自分のご褒美としてスコッチウィスキーを、そのディスカウントチケットを利用して安値で購入した。
大混雑を予想して緊張して来た空港での手続きだが、意外とスムーズになっていてヨーロッパ旅行も行きやすくなっている。もちろんPCR検査、ワクチン接種証明書などのチェックもなく通常に戻りつつある。
〜はる〜
(終)
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