アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その後の就職活動もうまく行かず無職生活75日目を迎えた。(リンク⇨74日目の記事)
一昨日、大学の頃の日本の旧友がロンドンに遊びに来たということで、ロンドンの街中に繰り出してパブでビールを頂いたが、外を歩いていると路上生活を送る浮浪者たちを見かけた。
もし自分が路上生活を強いられたらと思うこともあるが、決して私にはそこまでの勇気がないと思う。
家、家族、親族、友人を全て捨てて、自分一人で路上に生活するなど絶対に無理だと思い、想像がつかない。しかし、どんな事情かは知らないが、路上で暮らす人たちはそれだけの決意ができてそこに座っているのだ。
全ての人間関係を断ち切るというのは私には考えられない。
小さい頃からスポーツの団体チームに所属していたし、学校では常に仲間といたし、社会に出てからも常に周りにいろんな人がいた。
私が今置かれている状況は、無職になり極貧生活を続け、極力出費を抑えるために家からの外出を控えているということだ。しかし、これが長く続くと、今後の自分の未来に大きく悪影響を与えてくるはずだ。私は人に会わないとやってはいけないのだ。
人と会うことで、文字では表現できない話を、その流れをつかみながら、相手側の考えていることも少しずつわかってきて、会話を成立させることができる。
私はこうやって社会の中で生き残ってきたし、海外に来ても不自由なく暮らせてきた。
人に会えなくなっている今の状況は、負のスパイラルとして、私を取り巻いている。
どんなにお金がないといっても機会があるかぎり人と会って会話はしてみたいものである。
(終)
〜はる〜
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