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日本人観光客0 チェコとポーランドの境

Updated: Aug 10



小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活634日目を迎えた。(リンク⇨633日目の記事)


ポーランドのワルシャワから南西のチェコとの国境に近いエリアへの観光に行ってみた。日本人観光客0。ロンドンと比べるとアジア人(インド、中国、韓国、日本)観光客率が非常に低いところだった。南米、アフリカ系も全くいない。


1日目


向かったのは世界遺産のシフィドニツァ 平和教会木造建築のプロテスタント教会で、17世紀に建てられ、宗教改革後の制約下で築かれ、ユネスコ世界遺産にも登録されている。





華やかで壮麗な装飾が施されている。木造建築特有の温かみを感じさせつつも、バロック様式の影響が強く、彫刻や絵画、装飾的な柱が細部まで施されていて、壁や天井には聖書の場面が描かれた絵画が並び、金や青の色彩が豊かに使われている。また、2階建てのギャラリーがあり、信者が礼拝を見守るための座席が配置されている。全体として、木造ながらも非常に壮麗で、視覚的に圧倒される空間。


シフィドニツァ平和教会にいく前にボレスワヴィエツの陶器博物館で、陶器の歴史を知ることもできる。発掘された古いボレスワヴィエツの陶器などを通して、出土された古い陶器などを見ることが出来る。


ホテルはPolanica-Zdrój(ポラニツァ・ズドルイ)で探すのをおすすめする。


Polanica-Zdrój(ポラニツァ・ズドルイ)は、ポーランドの有名な温泉地で、ミネラルが豊富な健康的な水が湧き出ることで知られている。この地域の鉱泉水は、消化器系の健康を促進し、全身のデトックスに効果があるとされている。地元の温泉施設やスパでは、この水を使った療養や治療が行われており、多くの人々が健康を求めて訪れる。





2日目


Karlow(カウォフ)の村まで車を走らせ、駐車場からシチュリニェツ・ヴィエルキを目指す。


Szczeliniec Wielki(シチュリニェツ・ヴィエルキ)は、ポーランド南西部のテーブル山脈(Góry Stołowe)にある、最も高い山(標高919メートル)です。この山は、特異な岩石の形成や壮観な景色で知られ、観光地として人気がある。





1000段近い階段を登っていく往復で1時間、迂回して降りてくる2時間といったコースが選べる。


運動不足の中年の私でもなんとか往復はできたのでそれほどきつくはない。


特異な岩石を見て山登りを終えたら、チェコの国境まで500mほどの街、Kudowa-Zdrój(クドヴァ・ズドルイ)に向かう。そこでは骸骨チャペル(スカル・チャペル)が見れる。





正式にはCzermna Chapel of the Skulls(チェルムナ・スカル・チャペル)


ポーランドのKudowa-Zdrój(クドヴァ・ズドルイ)近くにある歴史的な教会。この教会はその独特な内装で知られていて以下が特徴:


  1. 骸骨の装飾: Chapelの内部には、何千もの人間の骸骨や骨が装飾として使用されており、壁や天井に飾られている。これらの骨は、18世紀に建設されたこの教会で、宗教的な意味を込めて装飾されたもの。

  2. 歴史的背景: 骸骨チャペルは、長い歴史を持つ宗教的な施設で、骨は主に戦争や疫病、自然災害などで亡くなった人々の遺骨。チャペルの設立者であるカトリックの僧侶たちは、死の記憶を称えるためにこのような装飾を施した。

  3. メッセージ: 骸骨チャペルは、死と永遠の命についての深いメッセージを伝えようとする意図があり、訪れる人々に対して人生の儚さと永遠の命について考えさせる場となっている。

  4. 観光名所: この教会は、独特なデザインと歴史的な背景から、多くの観光客を惹きつけている。また、地域の歴史や宗教的な側面について学ぶことができる貴重な場所。

このチャペルはその独特さと歴史的な意義から、訪れる価値のある興味深いスポット。


子供連れなどでラクダやそのほかの動物を見たい時はTrail of Vanishing Tradesをお勧めする。陶芸教室も行われていている。


夜はKudowa-Zdrój(クドヴァ・ズドルイ)での宿泊をお勧めする。


クドヴァ・ズドルイはポーランド南西部の温泉地で、美しい自然と健康リゾートが特徴の町。以下のような見どころやアクティビティがある:


  1. 温泉施設: ミネラルウォーターが豊富な温泉リゾートがあり、リラクゼーションや療養に利用されている。特に、健康を促進するためのスパやリハビリテーション施設がある。

  2. 公園と自然: Kudowa-Zdrój周辺には、自然豊かな公園や森林が広がっており、ハイキングや散策に最適。特に、ウォルフスビルク公園(Park Zdrojowy)は美しい庭園と散策道が特徴。

  3. チェコとの国境近く: 町はチェコとの国境に近く、国境を越えて日帰り旅行も楽しめる。

  4. 歴史的な建物: 歴史的な建物や古い温泉館があり、町の歴史や文化に触れることができる。たとえば、19世紀の温泉ホテルや古い教会がある。

  5. ボヘミアングラスの展示: ボヘミアングラスの工芸品が展示されている場所もあり、地域の工芸品に触れることができる。


3日目


ワルシャワまでの道のりは休憩を踏まえると6、7時間かかるので以下の行程をお勧めする。


行程案

1. Kudowa-ZdrójからWrocław

  • 出発: Kudowa-Zdrójを朝早く出発(例:8:00)

  • 移動時間: 約2時間〜2時間30分

  • 到着: Wrocławに10:30頃到着

Wrocławでの観光 (1時間)

  • ヴロツワフの旧市街を短時間で楽しむ。

  • 出発: 11:30頃にWrocławを出発

  • 移動時間: 約2時間30分(休憩を含む)

  • 到着: Łódźに14:00頃到着

Łódźでの観光 (1時間)

  • ピオトルコフスカ通りを短時間で観光。

  • 出発: 15:00頃にŁódźを出発

  • 移動時間: 約1時間30分〜2時間(休憩を含む)

  • 到着: ワルシャワに16:30〜17:00頃到着


こうしてポーランド南西部への2泊3日の旅は終わる。


ポーランドはこうして旅をしてみるととても良いところ。人は優しく、街は安全。ぜひ足を運んでいただきたい。


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