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  • Writer's pictureharuukjp

ビッグベンの交差点でやられた!



小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活589日目を迎えた。(リンク⇨588日目の記事)


「ロンドンはパリに比べれば比較的安全、スリの数もそれほどでもない」と思っていたけど、こんな見事にやられるとは. . .


天皇陛下がロンドンにいらっしゃって、セキュリティー対策は十分に行われ、安心し切っていた矢先のことだった。


観光に来たX氏は、安全なロンドンとはいえ、外国あるあるでスリには十分に気をつけていた。


人混みの中を歩くときは必ずバッグを前にもち、バッグを開けられないようにしっかりと両手で持っていた。そして、ビッグベンの前にあるコンビニで買い物を済ませ、ビッグベンの写真を撮ろうと位置を変えるために横断歩道へと差し掛かった。


首にかけていた携帯電話のストラップがちょっと絡み、それを直そうと携帯電話に夢中になり、バッグを背中へ一瞬回した時、携帯電話のストラップの絡みを直して、バッグを再び前に持ってきたら、バッグの中身の貴重品が全て盗まれていた。


本当に一瞬の出来事である。


クレジットカード、運転免許証、現金、海外保険の証明書と全て失った。


早速クレジットカードを止め、被害届を警察へ届けた。


幸いクレジットカードの被害はないようでよかったが、旅行初日に起きた惨事に動揺は隠せない模様。


どうしてX氏が貴重品を所持していたかは、すでにしばらくマークされていたかもしれない。そうでないと、こんな短時間で狙って行動に出るのは難しいと思うからだ。


ロンドンも物騒になってきてしまった。


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