小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活482日目を迎えた。(リンク⇨481日目の記事)
今、ロンドンでチケットが取れない演劇「Nye」を貧困層向けチケット販売を利用して鑑賞してきた。
ある政治家が自分の父の病死を防げなかった医療機関を国民全員に平等に医者に診てもらう権利を得るために、NHS(国民保健サービス)を発足させた。
その経緯を彼の死が迫り来る様子と照らし合わせながら展開していくストーリーである。
無料医療のNHSは1948年7月5日に始まり75年が経った。
おかげさまで貧困層でも平等に治療が受けられ、生まれてくる子供も何人も助かっている。
イギリスのこの医療制度は素晴らしい。
最近では2020年のコロナパンデミックでの医師や看護士たちの活躍は国民が感謝したものだ。
NHSの制度を作ってくれたNyeの劇を観てイギリスの医療機関大改革の歴史を理解できた。
(終)
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