小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活474日目を迎えた。(リンク⇨473日目の記事)
毎回、携帯電話の契約更新(主に2年ごと)が来ると、他の格安プロバイダーはないかチェックする。
まずはuswitchのリンクに入って自分の好みのプロバイダーを調べる。
今回、私が探しているのがEEのネットワークを使ったプロバイダー。EEを使いたい理由はイギリス全国、特に田舎の方に行った時に使えるネットワークとして勧められるのがEEである。スコットランドの辺鄙に訪れても使えると言われている。
ただし、他のO2やVodafonに比べるとアジア、特に日本に帰った時にEEだとそのまま使うことが不可能だそうだ。
今のところ、私はイギリス国内での利便性を求めているのでEEで問題ない。
携帯電話を解約するときにはパックコードというのが必要になる。このコードは契約者本人が直接プロバイダーに聞かなければならない。
イギリスに住んでいる人は、何度も解約時の経験をした事があると思うが、ガス、電気、電話の解約は必ず一悶着ある。
昔は電話で30分待たされた挙句、別の部署にたらい回しにされさらに30分待つと言うえげつない対応が繰り返されていた。
最近はチャット機能の発達とAIによる対応で、ある程度の会話はスムーズに行われる。しかし解約に必要なパックコードを手に入れるには人間とチャットをしなければいけない。
チャットなので一言タイプした後にくる返事は1 、2分の時間がかかる時もある。
結果、私は2度ほど別の部署に回されたが、何とかパックコードを手に入れることができた。所要時間は90分ほどである。携帯電話の解約をするときは、そのぐらいの時間の余裕を持って画面から目を離さない環境を作らなければいけない。
5分ほどこちらが返事しないとそのチャットは切られてしまい、また戻るまで複雑な手続きが必要となる。相手もお客様に解約して欲しくないと、こちらをいらだたせチャットが切れるようにあの手この手と仕掛けてくる。向側のネット環境が悪いのでシステムが遅いと言ってきたり、もっと格安の契約を探してあげるから今私が見ている新規のプロバイダーの名前と契約条件を教えてくれとか、散々詳細を確認した結果挙句、これは私の担当ではなく別の者を呼ぶので、8分ぐらい待ってくださいとかなど。
さて晴れてパックコードを手にして、私は私と息子の分の携帯電話を解約し、キャンペーンの行われているプロバイダーへと移行することとなった。現在2人で47ポンド支払っている(SIMオンリー)携帯電話だが、このキャンペーンでは最初の3ヶ月が1台3.5ポンド、その後9ポンド、そして月々のデータの使用量は30 GB。平均で15から20 GBを利用している我々にとって十分な容量である。
結果2台で月々の支払いは£18。
今回契約の見直しをしたために30ポンド近く節約できた。年間にして360ポンド。2年頑張れば新しい携帯電話が買える。道のりは長いが地道な節約で新しい携帯を買う幸せを勝ち取りたい。
(終)
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