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日本帰国 え?チェックインしたのに待ってくれないの?航空会社の対応に驚愕!



イギリスの6、7、8月は短い夏を楽しもうと海外旅行者がホリデーに飛行機を利用するピークのシーズンとなる。


2年間のコロナパンデミック終焉による渡航規制解除で、イギリス国内は旅行者で溢れ返っている。6月初めのエリザベス女王即位70周年ジュビリーウィークの連休では、空港職員の不足で、フライトが相次ぎキャンセル、1日で200便をキャンセルという航空会社もあった。空港では大パニックで、イギリス国外で予定していたイベントに参加できずに諦めたという観光客の声を連日メディアで聞いた。コロナ明けで3年ぶりの旅行を泣く泣く諦めないといけないという家族もいた。空港では泣きわめく子供たちの声で、まさしく動物園のようだったと語る者もいた。


コロナ明けによる旅行者急増、旅行会社のミスで発生した予約の重複、ロシア上空飛行禁止による航空便数の削減、空港職員のコロナ感染による病欠、と全ての要素が集まって混乱が起きている2022年の渡航サービス業。3年ぶりに家族で日本に帰るという日本人移民たちもこの渦に巻き込まれている。


先日、日本帰国を楽しみにロンドンヒースロー空港ターミナル5へ向かった日本人家族がいた。そこで目にしたのは建物の外まで並んでいる大行列。これは出国審査を待つ列であることが判明した。とりあえず荷物のチェックインを済ませることはできたが、空港の搭乗口まで向かうのには出国審査が必要である。


結果、出国審査の大行列の波に巻き込まれたこの家族は、荷物をチェックインしたが搭乗時間までに間に合わず飛行機を逃してしまった。


え?荷物をチェックインしたのに待ってくれないの?!


その家族は、すっかり、チェックインして搭乗時間に間に合わなかったら放送で名前を呼んでくれて待ってくれると信じていたが、「そんなことが起きるんだ!」と驚愕だった。


航空会社によると、フランクフルト経由で、他のお客さんが待っていたので遅れることはできなかったのことだ。


結局、その家族はさらに3時間、空港のカウンターに並んで、次の日の日本行き直行便を手にした。乗り遅れは返金にならないので出費が重なった。





現状の燃料費高騰、行きはアンカレッジ、帰りはカザフスタン経由といった長距離飛行、便数の削減で、航空チケットの値段は上がっている。ちなみに6、7、8月のイギリスー日本のチケット代の相場は直行便2000ポンド(約36万円)、経由便1400ポンド(約22万4千円)となっている。去年の11月(オミクロン前)は、季節にもよるが、直行便で700ポンド(11万2千円)だった。


家族4人でチケットを買い直すとすると直行便で8000ポンド(約144万円)と目も当てられない金額。この家族には本当に気の毒に感じる。


2022年3月から周りの友人だけで既に3組が、空港の行列で飛行機乗り遅れ、経由先への飛行機が遅延での乗り遅れによるチケット買い直しの実体験の話を聞いている。


今回は荷物をチェックインしたにもかかわらず空港内の行列に巻き込まれて乗り遅れと、自分ではどうにもできないアクシデントの例だ。


今回のこの家族は結局、荷物だけが成田空港に向かい、本人たちは羽田まで飛ぶこととなった。日本に帰ってからもすんなりと帰宅することはできなそうだ。


2022年の空港でのアクシデントは引き続き続きそうなので、せめて搭乗までには時間の余裕を持って行動していただきたい。


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