アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その後の就職活動もうまく行かず無職生活95日目を迎えた。(リンク⇨94日目の記事)
そういえば私が大学を卒業する頃、就職活動をしていたのは1990年代の後半、もうすぐ2000年に差し掛かっていた頃。
日本では、1990年〜2000年はバブル経済崩壊後の就職氷河期と言われている。
その頃、必死の思いで、仕事を見つけた人たちが今40代後半から50代の人たちだ。そしてその40代、50代の人たちが再びリストラに会い必死の思いをしている。
40代ー50代の転職急増の陰には就職氷河期が関連しているのか、それとも、人生100年時代で定年退職年齢も上がり、今では70歳近くまで働かなくてはいけないといった理由で、50代からでも新しい職業に就きたがるのか、いろいろ憶測ができる。いずれにせよ、私は今その状態に置かれていれ、転職する人の気持ちがよくわかる。
この年代はリストラの対象になりやすい。しかし、雇われサラリーマンの身になってみると、今までの20年以上の経験を捨てて未経験からスタートするのは勇気のいることである。
50歳になって新しい挑戦ができるだろうか?
30年前だったら、定年退職の60歳まで10年、しがみついてでも会社に生き残るしか方法がなかった。会社側も最後の10年ぐらいは年功序列で居場所を作ってくれた。
しかし今はそうはいかない。大手企業で安全と言われる会社が40代、50代をバッサバッサと切っていく。
転職を求める人が増えた時代なのか、今は転職サイトの発展で、各会社の必要とされる人材が一目でわかるようになり、会社が必要だとする人材であれば、年齢に関係なく仕事を見つけることができるようになった。
そのおかげもあって40代、50代の転職希望者が勇気を持って第2のキャリアを見つけたり、または嫌なブラック企業を去ることができるようになったのである。
自分がどんな人間なのかを評価してくれるサイトなどもあり、それで自分に合った道を探すのも良いだろう。英語バージョンだが、以下のサイトのアセスメントで評価してもらったら自分というものがよくわかった。日本語サイトでもこういったのはあるのだろうか?
就職氷河期世代組のアラフィフのリストラで、私は就職活動を3ヶ月続けていることで、いろいろ勉強にはなっている。しかし転職活動をすることが目的ではなく、就職することであるというのは忘れないようにする。
(終)
〜はる〜
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