イギリスでは今月熱波が襲い、観測史上最高気温の40.3度を記録した。それに加えて干魃も来ていて、南部ではまともな雨が1か月以上降っていない。
そしてサザンウォーター、ロンドンより南の地域に水を提供している水道会社がいよいよ水不足が深刻になってきて、これ以上雨が降らないと、ホースで水撒きをする者には£1000(約16万円)の罰金を今週末からでも実施すると言われている。
実際に£1000の罰金を課すかはわからないが、それほど深刻で、庶民を脅しているのだろう。
どれだけ雨が降っていないのかは、ゴルフ場に行くとよくわかる。芝生で緑に茂っている芝生が、今は金色になって、緑の場所は水を撒いて手入れがしてあるグリーンだけである。下の写真を見てほしい。
グリーン以外は芝生とは言えず、乾っからの薄っぺらい絨毯が敷いてあるかのようだった。
だから、ゴルフボール転がると通常は芝生に止められるのだが、今日はボールがよく転がった。
現在はロンドンから北の区域で雷を伴う雨が降っているらしいが、今の所南部に降る予定はない。
このまま雨が降らないと本当にホースによる水撒きで罰金£1000というルールが成立してしまう。
雨の多いイメージがあるイギリスだが夏は天気の良い日が続いて水不足などになるという極端な天気だ。幸い台風や地震などはほとんどなく恵まれた環境ではあるが、これまで雨が降らずに芝生がなくなりかけているとあまりいい気持ちでもない。
現在の雷が通り過ぎれば、また、向こう1週間は、今の所、雨が降らない予定だ。そして8月は天気の良い日が続く。天気の良いことは嬉しいことだが、痛んだ芝生を見ると、そろそろ雨がほしいと願う頃でもある。
(終)
〜はる〜
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