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物乞い、浮浪者続出、ロンドン



小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活608日目を迎えた。(リンク⇨607日目の記事)


交通量の多い交差点で渋滞ができて、車に乗って赤信号で待っていると浮浪者が信号待ちの車の先頭から窓を覗き込んで物乞いをしてくる。


多くの人が窓を開けずに無視をして信号が青になるのを待っている。


最近では女性の物乞いが増え、同じ交差点に女性が2人いる時もある。


コロナ以降、職を失った人が多く、物価も上昇して、庶民の生活はますます厳しくなってきている。それでこういった物乞いをする人が増えたそうだ。


電車の中でも小銭を求めて車両と車両を歩きまわる物乞いがいる。


スーパーマーケットの出口にも多い。


今朝もスーパーマーケットに行くと8時前から物乞いは出口前でスタンバイしていて、出てくるお客に声をかける。


そんな時になんていったらいいかわからない私は、他の人がどんなことを言うのか観察していた。


すると、多くの人が「小銭は持ってない(I have no change)」と言っていた。私もこの方法を使おうと、買い物が終わった後に心の準備をして出口へ向かうと、ここは収穫が見込めないと悟ったのか、その物乞いはいなくなっていた。


しかし、次回から使えるフレーズを覚えたので、これで申し訳なさそうに下を向いてスーパーから出なくても、一言「小銭は持ってない」で言い通せば物乞いもすぐに諦めてくれると思うと、勇気が出てきた。


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