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ごめんね、何もしてあげられなくて。暇すぎて、早く学校に行きたい子供たち



小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活206日目を迎えた。(リンク⇨205日目の記事


お金がないと子供への教育にも影響か?


先週1週間は学校の期中休みで子供たちは学校へは行かなかった。


去年までだったら、期中休みにはよくお出かけをして、いろいろなイベントで工作活動や、演劇鑑賞など、刺激のある毎日を過ごしたものだ。


しかし、今年の春の期中休みは、私が引き続き無職ということもあり、極力出費を控えようと、家族で出かけるのは家の周りの散歩程度で、あとは家に篭っていた。


そんな退屈な生活をしていた子供たちは「早く学校へ行きたい」と言い出した。嬉しいのか、悲しいのか、親としては休み中に子供を満足に楽しませてあげられない屈辱を味わっているようで、とても複雑な気持ちになった。


旦那さんが職に就いていて、専業主婦をされている方と話す機会があり、最近の物価高をどんな感覚かと聞いてみると、稼ぎのある家庭でさえ、値段の上昇に耐えられずロンドンに行くのはためらうという。


家族4人で電車代とランチをレストランで食べただけで100ポンドはしてしまう。それに何かイベントを加えると1日で150〜200ポンドはよくあることだ。


出かけることが相当な高価なものになりつつあり、それを賄えない家族は最終的には家に篭るしかなくなる。


もちろん趣味が豊富で家でお金をかけずに楽しめる子供だったらそれは素晴らしい。しかし、手持ち無沙汰になってゲームや携帯電話で友達とチャットばかりしている子供たちも多い。


やはり子供は外に出て、人に会って、どんどん新しい世界を見ることが大切だと思う。


子供の教育にお金はかかると言われるが、多少は外に連れ出して、何か刺激があるものを見せたいものだ。


期中休みが明けて、明日から子供たちは学校に行くわけだが、残念ながら学校で聞かれる「休み中は何をした?」の質問に対しては「何もしなかった」と答えざるを得ない。


(ごめんね、子供たち。またいつかお出かけにたくさん連れて行ける日が来るよう、パパ、頑張るよ。)


(終)


〜はる〜


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