2022年2月24日をもって、イギリスではコロナ終戦宣言が発出される。
政府による発表によると、コロナ陽性でも自主隔離要請なし、外出を許可する。
完全にコロナを「風邪」とみなし、あとは自己管理とする意向だ。
イギリスの新型コロナ発生状況は、新規感染者数が1か月半前にピーク20万人を超えていたのが、今は5万人以下。
死者数も直近のピーク500人が150人、重症者数2500人から1300人と、コロナによる脅威は衰えつつある。
イギリス国民の1860万人、およそ3分の1近くがコロナに1度はかかって、抗体ができている。
私もクリスマス明けにオミクロンと思われる症状でコロナ陽性となり、そのあと抗体を2回検査したところ、6ヵ月に及ぶコロナ抗体があると国民保健サービス(NHS)から診断をもらった。
ちなみに私のオミクロン症状は3日間の喉からの咳のみで、熱なし、味覚ありで、通常の風邪と呼ばれる症状、またはインフルエンザの症状より軽いものであった。ワクチンは3回接種済。
イギリスは4回目のワクチンを重症化リスクのある75歳以上の高齢者や、高齢者施設の人を中心にこれから展開する予定。そして無料抗原検査キットも引き続き一般市民には提供していく予定。
しかし、基本的にはコロナにかかっても移動の制限はせず、自由に生活ができることとなる。
先週は知り合いが、60歳の誕生日に息子さんがコロナ陽性で泣く泣く家族旅行をキャンセルしたが、今後はそういった問題もなくなる。
どんなにワクチンや飲み薬を開発しても、コロナによる死者数を払しょくすることはないと思うが、致死率0.3%程度で経済全体を止めるわけにはいかないと思う。
「コロナと共に生きる」時代がやっと訪れたのである。
あとは日本の鎖国停止を待つのみである。
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