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Writer's pictureharuukjp

80歳の父の誕生日にあげるもの

この夏、父が80歳になる。プレゼントを何にするか迷っている。


イギリスに来て誕生日というものは、大勢で祝いたければ自分でオーガナイズして食事や飲み物を用意する。レストランに行けば自分が全て払う。これがイギリス式誕生会であるというのを気づいたのは大分昔のことである。


そして、招待された人は、それぞれの自分のアイデアでプレゼントを用意する。


ちょっと日本とは違っている。


日本だとサプライズ的にみんなで相談して、誕生会をやってあげようと主催者は当人意外になる。


身内だったら現金をあげたり、友達だったらレストランを奢ってあげるなどで、プレゼントはあげない。


家族や友人が、どうしてプレゼントをあげないかは、誕生日の当人にそのプレゼントを気に入ってもらえなかった時の罪悪感が半端ないからである。


80歳になる父には何をあげようか迷っているのだが、特に好きなものがなく、感情表現も少ないので、何をあげたらいいのかわからない。


現金をあげようかと思ったが、現金では、本人の好きなものを全くわかっていない赤の他人のようであって虚しくなる。


せっかく80歳の誕生日なので何か思い出に残るものが良いと思った。


バレエが昔好きで、テレビでよく見ていたので、劇場にでも招待してあげようと思ったのだが、コロナ感染を恐れて行きたくない言っている。残念だ。


現金か、思い出に残る物か、迷うところである。


談話室 子供の誕生会


小学生の娘の友達の誕生会が仲良し3人組だけで開かれた。小学校1年生ぐらいまではクラス全員30人を誘って(親同伴)、教会のホールを貸し切って、ケーキ、手品師、ランチボックスなどを用意して、親への負担が大だった。


しかし、そろそろそういった誕生会は卒業して、仲良し同士でお出かけするようになり、親は同伴しなくても大丈夫になり、大分楽になった日曜日の午後であった。



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