アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その後の就職活動もうまく行かず。無職生活57日目!(リンク⇨56日目の記事)
リストラを食らった後の2週間は、去った会社の残骸を処理するために、リモートで仲介人を通して作業を行い、なんとなく忙しかった。
そして本格的に就職活動を始めたと思ったらクリスマスが近づき、転職サイトでの募集が減り、12月末に向けて全体的に機能しなくなる空白の2週間があった。
クリスマスは西欧にとっては大切な時期でとてもアットホームを感じる季節でもあるため、就職活動が難航していることや無職であるプレッシャーなどが全て取り払えて、穏やかな2週間を過ごすことができた。
そして、激動の2022年が終わり新年2023年が始まると、離職してから2ヶ月ほどが過ぎようとしている現在、未だに就職できそうな勤務先が見つからないので、流石に焦り出す。
転職、リストラの習慣の歴史が長いイギリスでは周りから「リストラされた時はみんな半年ぐらいは何もしないでホリデーのように楽しんでそれから仕事を見つけるのよ」と言った声も聞こえるが、実際にリストラされた人間にとってみたらそんな生やさしいものではない。
これが3ヶ月、4ヶ月と仕事が見つからないと、毎日何社にも送る履歴書や、それの選考拒否のメールなどの数が増え、麻酔をかけられた体に継続的に痛みの感じない注射を刺されて出血が続いているような感覚になる。
「まあなんとかなるだろ?」で無職生活が始まったが、なんとかならない時の具体策リストをそろそろ考え出して、現実に向き合わないと、家族もろともこの船は沈没してしまう。
ここまで就職活動が難航して来た時の具体策リストを作る際には過去の経歴などは全く無視して目標を立てるということだ。脱サラをする人はこの覚悟ができた人だろう。自分もそうなるのか、それとも新たに会社に所属するのか、決断する時が近づいている。
(終)
〜はる〜
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