小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活613日目を迎えた。(リンク⇨612日目の記事)
ニューヨークで仕事を探していたX氏は、アメリカ人従業員のいる会社で面接に向かうと、履歴書を見せた。
立派な履歴書には今までの経歴が見事に書かれて採用する側から見ると文句の言いようがない内容だった。
そして特技のところに何も書いてなかったのもあって、面接官は「特技は何?」と聞くと、X氏は「英語」と答えた。
それには面接官もびっくりして笑ってしまった。英語が得意は英語圏のアメリカではなんの特技でもないので、それを特技と認識している日本人X氏に驚いたのだろう。
日本では英語を話すことが素晴らしい能力だとみなされ、それ以外の能力はなくても重要な役職につけたりもした。しかし、今の時代はそうはいかないのである。英語を話して、プラス何かほかの技術がないと世界では通用しない。
自分の専門知識があり、それを英語で表現できることが望ましい。
英語を話すだけでは、アメリカ人にとってはなんの特技でもない。だから面接官も笑ってしまったのだろう。
英語を学ぶ時間を少し削って、そのほかの専門知識を磨く時間に費やした方がこれから世界で戦っていくには必要な姿勢である。もちろん、英語でその専門知識を勉強するのが手っ取り早いが。
英語を話せることを自慢する日本人はもうやめよう。
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