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これを読めばイギリス人にとっての幸せを感じる生活水準がわかる


小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活423日目を迎えた。(リンク⇨422日目の記事)


今日読んだデイリーメールの記事の中で、気になったのが以下


快適な老後を過ごすために本当に必要な金額: 夢を実現するために必要な正確な貯蓄額



これを読むと、何歳でリタイアして、いくらあるとどのような生活が待っているか明確に示してある。これがイギリス人にとっての裕福と貧困の基準であり、自分が今どの位置にいるのかがよーくわかる。


(イメージ:デイリーメールより)



上の写真を見ると裕福な老後を送る人はキッチンを10年おきに改築したり、車を5年おきに乗り換えたり、一方で貧困であるとDIYは全て自分、移動はバスといった基準になる。


家、食べ物、移動、旅行、着る物、贈り物、この6つが尺度の基準となり、イギリス人と会話をするときは天気以外は、この6つのことを話せばほぼ共通した話題となり問題ない。


そしてイギリス人が思うリタイアしたい年齢というのは55歳から始まる。厚生年金が77万ポンドあれば55歳でリタイアして年収が3万7300ポンド(残高は運用を継続)であとはゆっくりと生きることができると予想される。


しかしほとんどの人がそんな年金はない。中間層の40万ポンドの厚生年金というのも30年、40年勤務でやっとというレベル。そう簡単にはたまらない額だ。もちろん運用がうまくいって増える人もいるが、中間層の厚生年金のレベルまで貯めるのは難しい。


国民年金の受け取りは2026年と2028年の間に今の66歳から67歳に引き上げられ、2044年と2046年の間には68歳に引き上げられると言われている。


これを踏まえると(わたくしごとではあるが)、結局は70歳ぐらいまで働かないといけないのかと考えてしまう。


数字で見るイギリス人の裕福で幸せと言われるレベルがここまで明確になると、ここを目指して生きようと考えている自分が寂しい人間であると気づくこともある。


本来であれば今を生きる精神で毎日を楽しみながら生きるのが良いのだが, , ,


年金との睨み合いは続く。


(終)


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