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公務員の早期退職者に聞いた



小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活284日目を迎えた。(リンク⇨283日目の記事)


今回は日本の公務員で転勤を繰り返し、50代半ばで早期退職した方にお会いできて、その話を聞いてみた。


その人は日本の省と呼ばれるところで30年以上勤めてきたそうだが、50代半ばにくると早期退職希望を聞かれるそうだ。そして、迷わずその選択をとった。


そして1年も経たないうちに再就職に成功し、今では退職金でもらったまとまった現金を使って旅などを楽しんでいるそうだ。


他の公務員の中には同じ省で、定年がくると減給覚悟で再就職して延命する人もいるそうだ。


しかし、同期で、毎年5人ぐらいはこの人のように早期退職を希望する人がいるそうだ。


イギリスでは転職はキャリアアップ、給料アップに繋がるが、50歳を超えてくるとなかなかそうともいかない。50歳になった時の役職がそのまま他の会社で通用はしない。どこの会社に行っても上はどんどん狭まってきて、空いているポジションはない。


30、40歳代ぐらいで転職をしているとどんどん給料が上がっていくが、50歳代になるとなかなかそうはいかない。


この日本の公務員の方は見事に退職金ももらって、次の仕事も同じような給料で仕事を見つけられ、転職に成功したケースである。


退職してすぐに仕事が見つかる人、そうでない人(私のように)と明暗が分かれる。


(終)


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