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中国産イギリス車に乗ると…



小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活598日目を迎えた。(リンク⇨597日目の記事)


カティーサーク(Cutty Sark)は、19世紀に建造された有名なイギリスのクリッパー船で主に中国からイギリスへの茶の輸送を目的としてティークリッパーとして知られ、スピードを重視して設計された。細長い船体と多くの帆を持つマストによって高速で航行できた。


1954年に引退、現在はロンドンのグリニッジで博物館船として保存されている。


イギリスは中国から紅茶を輸入し、イギリス文化に紅茶を取り入れて、中国との関係は根深い。


スピードを競う船を作る技術を持つイギリスは産業革命とともに自動車産業でも発展を遂げた。


MG(Morris Garages)はイギリスの自動車ブランドで1924年に設立され、スポーツカーやオープンカーで特に有名。しかし現在は中国の自動車メーカーSAIC(Shanghai Automotive Industry Corporation)が所有しており、生産は主に中国で行われている。MGブランドとしてのルーツはイギリスにありながらも今はほとんど中国産ということで、船で紅茶を中国から輸入していた。


私は今このMGを運転している。乗った感覚はそして街中を見てみると結構な確率でMGが走っているのを見る。なぜかと思ったら、やはり他の車に比べて安い!これならインフレで困っている庶民にも手が届く値段かなと思う。


経済大国だったイギリスの自動車会社が今や中国産となったことは、まるでカティーサークが再び中国との縁を感じさせる。歴史は繰り返し、イギリスと中国の関係は新たな形で続いている。


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