
賃金交渉による電車のストが最近起きたイギリス。イギリスでは従業員の権利が十分に確保されており、こういった活動も認められている。
日本では、今ではすっかり有名になった終身雇用制度崩壊という概念が、人々の不安を募らせている。新入社員で入社すれば年功序列で自然と昇給していき、役職も上がっていく。そして、定年退職まで会社が面倒を見てくれるといった神話が崩れている。
そんな文化で育った日本人に、賃金交渉などという概念はなかった。上司の言うことには従い、賃金に文句を言わずに仕事をしたものだ。
ここイギリスでは、終身雇用を期待して働いている人はほぼ皆無といってよいほどだ。賃金に納得いかなければすぐに転職先を探す。彼らの履歴書を見ると10年で4社、5社と転々としている者もいる。なぜなら昇給を目指すからだ。
イギリスの会社の毎年の平均昇給額の3−5%に比べると、転職して上がる給料の額は15−20%と、今いる会社に3−4年いて到達する額に一回の転職で達成してしまう。それほど転職が魅力的という事だ。
転職先では前職の経歴を尊重してくれて、新入社員でも役職は前職のものを保ち、社員たちからも尊敬してもらえる。
この環境が、日本と少し違う。日本では「後から入ってきた者は後輩」的な風潮があり、先輩づらをしたがる者が多い。そうなると、居心地が悪く、転職したがらない者も出てくるだろう。そして、根強く残る年功序列、終身雇用を夢見て一つの会社に留まり、賃金交渉などしようとは思わない。
イギリスでは常に履歴書を持ち歩き、機会があればすぐに面接に出向く。転職による昇給は、特に今の時代、日々物の値段が急激に上がっていく中、それに見合った昇給を得るために必要なことである。
お役立ちリンク
CV Library 履歴書を書くならこちら
Linkedin職を探すならまず登録
Glassdoor職探しサイト
efinancialcareer金融系職探しサイト
(終)
〜はる〜
ブログ村ランキングに参加しています。ぜひ下のわんこたんの応援クリックをよろしくお願いします。
Comments