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Writer's pictureharuukjp

子供の服は買えても、自分の服が買えない



小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活498日目を迎えた。(リンク⇨497日目の記事)


成長していく小学生、中学生は身長が伸びていき、去年の服はきれなくなることなどよくあることだ。


「この間買ったやつはどうしたの?」と娘に聞くと、

「もう、小さくて履けないよ!」と1年も履かないうちに着れなくなってしまったズボンは、この後、タンスの中でしばらく居残り、何年かに一度の断捨離で忘れられていたのを思い出すかのようにいきなり飛び出てくるのだろう。しかし、もう用無しのズボンはチャリティーショップへと送られるのだろう。


節約生活の中で一番最初に節約されるのが衣類だ。そして衣類を着る家族のメンバーの中で一番後回しはお父さん。


私が最後に服を買ったのはいつの頃か覚えていない。


今日も子供の買い物に連れられて、紳士服のお店に入ってみたものの、値段を見て、今日の予算を考えると到底買えるような余裕はなかった。


店内を一周回って、子供達も(パパどれを買うんだろう?)と不思議そうな顔をしながらついてきたが、結果、ただ一周回っただけだった。やはり買う勇気が起きない。


でもその分、その後、子供の洗顔クリームや、ズボンや、靴など、学校で使えそうな必需品を買えて子供は幸せそうにしていたので、それでよしとしよう。


パパが自分の洋服を買う日はまだ遠い。


(終)


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