イギリスの大学は3年間になり、海外からくる生徒はさらに1年間、基礎的な知識を構築するためのコースを追加する場合がある。 それは、英語力も含め、勉強する準備ができていない学生をサポートする。
彼は4年のコースの2年が終了して、今年の9月から3年目が始まる。
1年目は寮生活をしていて、ちょうどその頃、コロナパンデミックでロックダウンによる外出禁止、団体での会合禁止令が出ていて、寮の中で缶詰状態だった。
しかし、寮にいる学生たちは建物内で連夜の飲み会、警備員も手に負えず、警察が出る幕もあった。
なぜかドラッグディーラーがいるという情報が入って、その件で警察が寮内に入ってきたこともあった。
そんなこんなで1年目のコロナ生活は寮の友人と乗り切った。
しかし、2年生になると、1年生優先の寮からは、出ていかなければならない。するとアパートで生活をすることとなり、人と会う機会が少なくなった。
授業はオンデマンドのビデオを教師が録画して流し、テストもオンラインでする。まさしくコロナ時代の学生生活である。
テストは自宅で行われ、6問から2問選んで、2時間以内に、英語で750ワードや、1500ワードで述べよといった内容。事前に問題を予想して、文章を準備している生徒もいる。
このように夢のキャンパスライフからは程遠い生活を、コロナのせいで強制的にさせられた。
そして2022年春、ようやく大学の生活が通常に戻りつつある。
2年目を終わり、3ヶ月の長い夏休みに入った彼は、友人と夜遅くまで盃を交わし、キャンパスライフを楽しみ始めた。
雑談
名門オックスフォードの面接試験では、バイオリンがなぜ音を発するかを説明しなさいといったような、楽器の知識が役に立つ質問内容があるらしい。
東京大学の6割の学生がピアノが弾けるというのは何か関係があるのか?それともたまたまなのか、気になるところである。
子供に楽器をさせることは何かいいことなのかもしれない。
(終)
〜はる〜
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