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血液検査の結果が出て、ここまで良く生きたと褒めるべきか、それともまだまだ通過点であって将来を見据えるか



小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活515日目を迎えた。(リンク⇨514日目の記事)


先日受けた血液検査の結果を見て、喜ばしいことに全てが正常であった。


毎日トマトジュースを飲んでいる甲斐あってか、血液は健康を保っている。


しかし、アラフィフになると健康に関する話題が常に気になり、急速に衰えていく体にその進行を阻止しようと、健康関連コンテンツには常に注意を払うようになる。


この意識は30代や40代前半ではなかったことだ。


結婚して子供ができると、自分は子供が何歳になる頃まで生きるのかなと数える時もある。もし80歳まで生きたら子供は◯◯歳で、90歳まで生きると〇〇歳といった形で無駄な勘定に時間を費やすこともある。


未来を考えるとき、予定を立てることは良いが、あまりに先を心配しすぎて、行動できないと機会損失が発生してリスクが伴う。


20代半ばの頃、私はその時がとても幸せに感じ「明日、◯んでも良い」と友人の50代のお父さんに言ったら、命を粗末にするようなことは口にするなとひどく叱られたことがあった。この時はなぜ自分が叱られているのか理解が難しかった。しかし、自分が50歳に近づき、色々経験を重ね、辛いことなどを乗り越えて健康でいられる努力のことを思うと、簡単に「◯んでも良い」などと口にするものではないと理解できた。


もし50歳になっても健康であるのであれば、ここまで健康に生きてきたと褒めるべきだし、だからと言ってそれで人生はもう終了して良いのだと諦めるべきではない。


またさらにそこから時間が経って自分が健康でいられるのであれば、その都度「よく頑張ったね」と褒めてあげれば良いのではないだろうか。


あまり深く将来のことばかりを考えずに、その時感じた健康な自分を褒めながら生きていけば良いと思う。



(終)


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