2022年1月19日に始まったこのブログも、気づけば989日目を迎えた。記事の数も1000回に到達したけれど、だからと言って特別なことがあるわけではない。誰かに認められようとか、評価されようというつもりもない。ただ、私が思うことを淡々と綴ってきただけだ。
なぜこうして文章を書いているのか、と自分に問いかけることがある。その答えは、たぶんシンプルなものだ。母国語が違う環境で育った子供たちに、言葉でうまく表現できなかった父親が、どんなことを考えていたのか、いつの日か少しでも理解してもらえたらいいな、という思いがどこかにあるんだと思う。文字にしておけば、伝わることもあるかもしれない。
こんな一見、取るに足りないおっさんのブログでも、定期的に読んでくださる方々がいて、応援のメッセージをいただくことも少なくない。その言葉は、無職生活の中で私に小さな勇気を与えてくれる。本当にありがたい。
日本の生活とイギリスの生活、そのどちらも経験し、ちょうど人生の半分をそれぞれの国で過ごしてきた今、両国の情報を少しは中立的に見ることができるようになったと思う。それぞれの国には良いところもあれば、悪いところもある。そういったバランス感覚を持ちながら、家族との生活を楽しみつつ、このブログを通して考えたことを発信し続けていきたいと思っている。
これからも変わらず、自分のペースでやっていくつもりだ。
文：はる『ロンドンでの失職、生き残りを綴ったブログ。小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり（当日）の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。転身開始から６８５日目を迎えた。（リンク⇨６８４日目の記事)』
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