小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活355日目を迎えた。(リンク⇨354日目の記事)
地元の30年以上も経営を続けてる床屋に行ってみた。
私が床屋に入ろうと入り口に向かうと、同じタイミングで目の前の老人が入店した。こういった床屋は入ったもの順になるので、タイミングが悪く、私は2番目となった。そのあと用事があったので若干急いでいて、ちょっと懸念が走った。
時間をロスするので、今日は床屋を諦めかけたが、結局は待てるところまで待とうと決意した。
1人経営と思われる店長にカード支払い可否を確認すると不可とのことで、現金を下ろしに商店街にある現金引き出し機まで現金を下ろしにいった。
その間5分程度経って床屋に戻ってみると、前に入った老人が支払いを済ませようとしている。
なんと早い散髪だなと感心した。
その老人の頭は、てっぺんにほとんど髪がなく、輪っか状に残った周りの髪の毛を整える程度だった。だから時間が短かったのだろう。
通常料金£13に比べて£8と切る髪の量も少ないからか、安い値段だった。
速攻で終了した私の前のお客さんを見送って、私が椅子に座った。
椅子は古いタイプなのか、上下に高さを調節するようなものはなく、店長に「ちょっとお尻をスライドして浅く座ってください」と言われて、私の頭の位置を自分の姿勢で調整して低くした。
するとあとは手慣れた手つきで、バリカンの長さを私と確認して颯爽と手を動かしていく。
襟足、もみあげと細かい調整は小さなバリカンで手際よく整えていく。
最後にハサミを握り、そのハサミで切った回数は20回弱。そのあとちょっとスキバサミ自然な感じを出して終了。
その間7分!
もちろん髭剃りなどないのでそこで終了。通常料金£13を払って私は床屋を出た。
7分で£13。
仮に10分使ったとしても1時間に6人は切れる速さだ。1時間の売り上げ£78の稼げるということだ。
なかなかの強者。
これでこの人は30年以上もやってきたのかと感心。
リピーターになりそう。
(終)
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