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東京からロンドンへ 無職生活、田舎で農作業



アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その後の就職活動もうまく行かず無職生活98日目を迎えた。(リンク⇨97日目の記事


昔「将来は田舎でゆっくりと過ごしたい」とは思っていなかった。そりゃそうだ、田舎から都会に出てきたんだから。


とにかく東京で何かをしたいと思ったのは19歳の頃。


東京ではいろんな人間がいると聞いて興味津々にいろんなアルバイトに挑戦していろんな出会いを作った。


そして26歳になるとロンドンから仕事のオファーが来て、迷わずにロンドン在住を選んだ。


人との出会いを大切にして、仕事をこなせば私は幸せだと思っていた。


しかし、あるきっかけでロンドン郊外に住むようになり、借用地の畑で作物を育てる生活が2013年ごろから始まった。


そこでは、玉ねぎ、じゃがいも、ニンニク、ビートルート、空豆、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、りんご、洋梨、プラムなどを育てている。


畑には雑草除去や、枯れ木の伐採、馬糞を注文して施肥など、畑をそれなりに維持するのには手間がかかる。


今では焼却用のドラム缶を用意して枯れ木の枝に火をつけて燃やしたり、ガソリンで起動する芝刈り機を家から持ち出して芝の手入れをしたり、根の深い雑草は農耕器具を使って掘り起こしたりしなければならない。


畑での重労働を終えて飲むビールの味や、畑で採れた野菜や果物を食べる喜びは、サラリーマンとして日々オフィスで過ごし、会合での飲み会をこなす習慣とは違った生活になり、私を精神と経験で豊にしてくれる。


「定年後は田舎に帰ってゆっくり」と思わなかった自分が、定年よりもずっと早い段階で農作業を始めたのは、生活の質をあげる意味では良かったのかもしれない。


(終)


〜はる〜


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