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日本へ帰れなくなった衝撃的な事実

小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活674日目を迎えた。(リンク⇨673日目の記事)


夏休みになると、私の周りでは多くの家族が日本に帰国する。大抵の場合、イギリス人の夫がこちらで働いていて、日本人の奥さんが子供を連れて一時帰国するという形だ。長いフライトにもかかわらず、彼らは楽しみにしている。けれど、この数年はウクライナとロシアの戦争の影響で、ロシア上空を避けて飛行するため、フライト時間が2〜3時間も延びてしまった。14時間を超えるフライトはなかなかの試練だ。


私も今年は家族4人で冬休みを利用して日本に帰ろうと考えていた。できるだけ長く滞在したいから、12月21日(土)から1月5日(日)までのクリスマスとお正月を挟むハイシーズンのフライトをスカイスキャナーで調べてみた。結果は…驚愕の一言。一人3500ポンド。家族4人で合計1万4000ポンド、つまりおよそ270万円。信じられない額だ。もしこのままチケットを買うなら、一気に破産ということになる。↓↓↓


移民として生きる現実がここにある。海外で歳を重ね、そしていつかは自国に帰りたいと思ったとき、それなりの資金がなければ実現できない。それを痛感させられる瞬間だった。だから、少しでも安くできないかと考え、出発と帰国の日をずらしてみることにした。



1日後ろにずらして調べてみると、2400ポンドまで下がった。4人で9600ポンド(約183万円)。まだ高いけれど、最初の額に比べればマシだ。↓↓↓



では、さらに5日ずらしたらどうなるのか?↓↓↓




驚いたことに、1400ポンドまで落ちた。4人で5600ポンド(約107万円)。一気に現実的な額に近づいた。ただし、子供たちの学校を休ませる必要があるため、この案は簡単には実現できないが、値段がこんなに変動することを知るのは興味深い。


さて、クリスマスに日本へ帰国するかどうか。家族で真剣に話し合わなければならない。現実的な問題と、心の中の望み、その間でのバランスをどう取るか。旅はいつもそうだけれど、計画を立てること自体が一つの冒険なのだ。


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