2022年の7月には、3日間の全国的な鉄道ストや、飛行機の相次ぐキャンセルを経験したイギリス人たちはすっかり慣れっこになった。先週の鉄道ストのときはすでに4回目となり、夏休みで子供たちの移動が少なかったこともあり、労働者は在宅ワークで凌ぎ、大きな報道もされずに1日を終了した。
そんなイギリスだが、引き続き8月にもストが予定されている。
戦争で燃料費が上がりインフレで、コロナ感染で人不足によるスタッフの不満が募り、賃上げを交渉する労働組合が大規模なストを実施している2022年。
コロナに加えて8月の夏休み真っ只中でさらに人員数が減る企業では、更なるストを予定している。下に8月の航空、鉄道会社をまとめたので、その日を移動を避けてトラブルに巻き込まれないようにしていただきたい。
8月8日(月)
Ryanairのスペインの客室乗務員は今後 5 か月間、毎週 4日間のストライキを計画
8月12日(金)
EasyJetのスペイン人パイロットが日曜日までストライキ
8月13日(土)
英国の全国的な1日鉄道ストライキ
8月18日(木)
英国の全国的な 1日鉄道ストライキ
8月19日(金)
ロンドン地下鉄の1 日ストライキ
EasyJetのスペイン人パイロットが日曜日までストライキ
8月20日(土)
英国の全国的な 1日鉄道ストライキ
8月27日(土)
EasyJetのスペイン人パイロットが月曜日までストライキ
British Airwaysのパイロットもストライキを行うと脅しており交渉が進行中。 さらに、Royal Mail のスタッフはストライキを支持する投票を行ったが、日付は未設定。
BAの航空チケット販売に関しては、空港の混雑を避けるために、8月15日まで国内線、ヨーロッパ線の新規販売はしないとのお知らせが来ている。
まだまだ続くイギリス国内の2022年渡航問題。公共交通機関を使用して出かけるときは気をつけていただきたい。
〜はる〜
(終)
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